『猫の卵』を作りました
2014.02.06
金精軒製菓は信玄餅をはじめとしたお土産物の菓子を製造販売する会社です。
とはいえ、基本的には田舎の小さなお菓子屋さんなので、
個人店さんのように、気まぐれで作ったお菓子をちょっとだけお店に並べることも多々あります。
今回はそんなお菓子のお話です。
山梨で毎年開かれている大きな市『十日市(とおかいち)』をご存知でしょうか?
十日市自体は独自のものではなく全国にありますが、
山梨県のそれは古来から開かれており「いつ始まったのか誰も分からない」程歴史があります。
徳川家康が天正11年(1583年)四月九日の印判状写しに
「下宮地美輪大明神社領として十日市場地内壱貫文寄進」と残していますから
少なくとも400年以上は続いるそうです。
「売っていないのは猫の卵と馬の角くらいだ」
と言われるほどありとあらゆる物が並び、
道の左右にお店を並べただけでも1キロ以上歩かなくてはならないほどの大きさです。
そんな訳で作っちゃいました!!
「ねこのたまご」です。
ふわふわの餅生地の中に、ブルーベリー餡を入れた洋風の大福です。
隠し味にホワイトチョコが入っています。
もし十日市でこの名前を見つけたら是非召し上がってみてくださいね。
■十日市概要
日時
平成26年2月10日(月)、2月11日(火・建国記念の日)
両日とも午前9時から午後5時まで
場所
南アルプス市十日市場、県道、韮崎南アルプス中央線
※会場は道路を歩行者天国にしております。
お問い合わせ
南アルプス市商工会:055-280-3730