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生信玄餅について

2017.08.11

 

金精軒製菓は和菓子屋を生業にしておりますが、

信玄餅をはじめとした餅菓子が得意なため、

和菓子屋というよりも「餅屋」なお店になります。

 

餅屋はその名の通り、お餅専門店です。

餅専門店が身近にない方が多くなってしまった昨今ではありますが

「餅は餅屋」ということわざはいまでも残っており

日本人にとってお餅が特別な食べ物であり続けているのだと実感しております。

 

そんな現代に残る数少ない餅屋だからこそ

金精軒製菓は美味しい餅菓子を常に探求しております。

 

その最も美味しい形が「生信玄餅」です。

 

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■いままでの信玄餅と何が違うのか

一番の違いは素材です。

 

生信玄餅は、地元山梨県北杜市のブランド米である「梨北米」を100%使用した餅菓子です。

きな粉も地元で採れた大豆を私たちが焙煎して使用しています。

私達の住んでいる地域は名水で名高い白州町にあり、

地元の名水、その水で育った米や大豆を合わせることにより

穀物の本来の甘みを引き立たせております。

 

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■何が生なのか

一般的な餅菓子は、餅生地が固くならないよう砂糖を多量に入れる必要があります。

しかし、砂糖を入れれば入れるほど餅本来の味は薄くなり

やわらかな食感になっていきます。

 

生信玄餅は素材の味を十二分に活かすため、

この砂糖を限界まで減らしております。

 

そのため、製造から3日で生地が固くなってしまい非常に扱いにくいお菓子になってしまいました。

賞味期限ではなく、生鮮食品と同じ「消費期限」で取り扱わないといけないお菓子です。

そのため、生と表現しております。

 

大量に製造したり、販路を自由に選ぶことができず

お求めのお客様にご不便をおかけすることが多々ございますが

お米の甘みと、お餅の食感を楽しめる日本一の餅菓子になったと自負しております。

 

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