【極上生信玄餅】お取り寄せ始めました
2021.03.29 金精軒からのお知らせ
【❝極上❞と呼べる生信玄餅のヒストリー】
「極上生信玄餅」が生まれたのは2009年(写真は販売当初の極上生信玄餅)。
2005年に地元産のブランド米『梨北米こしひかり』が、日本穀物検定協会の食味ランキングにおいて、最高評価の「特A」を連続で獲得し、餅屋の金精軒は考えた。
「信玄餅のもち米を梨北米にしたら旨いぞ…」
そもそも信玄餅は、商人が山梨から静岡の安倍川を渡り
行商へ行く際に川のほとりで食べた餅が美味しくて家族に土産に持って帰るのが定番となったことから生まれた、という説がある。
その頃は現在の信玄餅のように一つ一つ包みに包装され縛られているはずもなく、1963年(58年前)に現在の衣装形態へと形を変わってから、たくさんのお客様に長く愛されるお菓子となったわけだ。
しかし問題があった。
信玄餅は日保ちさせるために少なからず求肥加工と呼ばれる水飴でもち米を練らなければならない。
梨北米だけでは出荷量はとても補えないし、通常の信玄餅の製法であればお米の風味は薄まってしまう。
何より、土産品の価格帯で作れるお菓子では無くなる。
「原点に返ろう!この極上の梨北米を使って!」
社長の即決判断だった。
「そもそも土産品として作っていなかった起源となる信玄餅に戻す!」
社長の幼少時代の記憶だけが頼り。誰も今の信玄餅の原型を知らないが、
ここにいる社長ただ一人の記憶には確かに信玄餅の原点があった。
それは挑戦でしかなかった。
賞味期限が3日間しか持たないお土産なんて売れない…
誰もがそう思っていた。
販売し始めて12年、食べた方の口コミが口コミを呼び
今ではわざわざ「生」信玄餅を探してくださるように成長。
生信玄餅をオンラインショップでお取り寄せするなど、
12年前は思いもしなかった。
翌日配達だとか、コロナ禍だとか、時代は変化し、
我々も変化の時が来たのかもしれない。
この先50年100年、信玄餅は幅広い世代に、長く愛されるお菓子を目指す。
信玄餅の宿す日本文化やアイデンティティを残しながら。
そして金精軒のポリシーであり信念の「愛する人のために」、
地元素材で美味しいお菓子をこしらえ続けるのだ。
※こちらのデザインは2021年のものです。
【ご注意】
・消費期限3日 (賞味期限ではありません)
・北海道・九州・沖縄・離島含む遠方の場合、
配達にお日にちをいただく場合がございます。
・配達日、配達時間を積極的にご指定ください
・都合のよい曜日などの情報があれば、備考欄にご記入ください