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~春のお彼岸~お家で作ろう!『おはぎの本』

2022.03.04 金精軒からのお知らせ

3月18日(金)~3月24日(木)は春のお彼岸です。

今日は『おはぎの本』のお知らせ。

 

「昔はおはぎなんて買うもんじゃなかったなぁ」
この社長の一言がきっかけで製作されたこの本。

おはぎの本
昔はお百姓をしながら米をつくり、その一角でもち米をつくり、正月や年間を通してめでたい時にはお餅をつく。
家ではその時期になるとおばあちゃんが餡子を炊き子供たちは特別な甘いものや季節の移ろいを感じ、それは映画「ALL WAYS三丁目の夕日」のような懐かしく平和な風景だったんだろうなと感じます。
そんな風に和菓子は昔から日本人の日常にあったのですね。

おはぎ

毎月何かしらの祝いがある事で人はメリハリを感じ、次の行事のためにせっせと働きその中に幸せを感じていたり。
きっとモノに溢れた便利な今よりも、幸福感が高い日常だったんだろうと思います。

家族の団欒やコミュニケーションが画面を通してや音声だけになる中、便利を味わってしまった私たちは何を選択していくのか問われているようです。

 

この『おはぎの本』には、金精軒と同じ材料が含まれています。

糯米、北海道産十勝小豆、鬼ザラとよばれるザラメ、本にはおはぎを作る工程や和菓子の基本などがかいてあり、内容に沿って作るとおはぎが12個ほどできます。

そしてこの本には、〜本当の美味しいお菓子とは?〜という本質を含ませていますので、家族で作りながら何かを感じていただければ嬉しいな・・・。

 

家族のために、家族が作るお菓子が何よりも価値があり美味しいこと。

 

お彼岸におはぎを食べる風習が消えてしまわぬように、日々和菓子屋の生業に精進する所存です。

『おはぎの本』は店舗又はオンラインショップでご購入できます!(甲府駅店は販売しておりません)